ご本尊 「十一面千手観音」 のご案内 | |||||||||||||
大同三年(八〇八年)、弘法大師が夢のお告げを受け、桂の大樹に 一刀三礼の精魂こめて彫りあげた十一面 千手観音をご本尊にいただ き、本尊は像高二丈八尺(八.五メートル)の千手観音で「立木観音」 と呼ばれていて、国の重要文化財。わが国最大の高さを誇る一木彫の 木像です。立木観音は名前の通り立木に像を彫ったもので、現在も しっかりと大地に根を張り立つ雄大なお姿、慈悲あふれるお顔は、 参拝に訪れる人を魅了してやみません。千手観音像を中心に祀られて いる二十八部衆・雷神・風神三十体の脇侍がかもし出す宗教美の世界 は私達の心を魅了して離しません。 誠の心で参拝する人には「貪り (むさぼり)・妬み(ねたみ)・怒り(いかり)」の三毒を三得に、 七難は七福に変え、老若、男女、貧富を問わず、いずれも等しく「こ ろり」とご利益を授けられるといわれるところから、厚い信仰を集め、 県内外からの参拝者が絶えません。 |
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