福島県指定 重要文化財の眷属 (けんぞく)
二 十 八 部 衆


身丈六尺七寸の極彩色木造群

二十八部衆それぞれの名称

 立木観音堂の二十八部衆は、ご本尊を彫刻して残った枝で刻まれたと伝えられ、草木で染めるのに1体だけで5年もの歳月を要し極彩色で装われています。東西南北・上下に各四部、北東・東南・北西・西南に各一部の従者が配されています。
 二十八部衆の由来は「千手観音造次第法儀軌」で説く二十八に分類する像の祀り方。千手観音が本尊のときは、二十八部衆を左右に配さなければならないと、この「儀軌」に明記されています。しかし二十八部衆を配した寺院は、京都の三十三間堂(国宝の立像)、清水寺など、数少ないようです。





内陣のご案内 ご本尊「十一面千手観音」
風神・雷神像 二十八部衆 だきつき柱



きん とう さん   え りゅう じ
金塔山 恵隆寺
たち き かんのんどう 
立木観音堂
〒 969-6584 福島県河沼郡会津坂下町塔寺字松原2944
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